やっとわかった
どうしてこんなに家を出たかったんだろうと思ってた。
実家はめちゃくちゃ便利なところだしすみやすいし都会だし美しいし、わざわざ離れる必要がない。
のにも関わらず、家を出ていきたいのか。
母から離れたいんだ。
母の言うことをきちんと聞くいい子ちゃんだったけど、それが無理になったんだ。
だって、私の才能を否定するようなことばかり言う。
美術に学校に行けなかったこともそうだけど、将来ビッグになってビビるぐらいの金持ちになって、養ってあげると将来の夢を言っても。
芸術家やアーティスト面でバリバリの人間に将来なるからと言っても。
企業するといっても、はぁ?みたいな反応されたのも、みんなみんな嫌なんだ。
特に、私はなんでもできるけどひとつに長けたものはない。器用貧乏だから無理。というその言葉が死ぬほど殺してやりたいほど嫌なんだ。
有名な人は若い頃、私とおんなじような歳かもっと幼い頃から才能を発揮してると言ってる。
つまりお前には才能がないと言ってる。
ムカつくな。許せないな。
娘の無限大の可能性を否定するのが信じられないな。
私の人生だ。私がまだ知らない気付いてない、ひょっとしたら周りもまだ気付いてない才能があるかもしれない。それをマルっと否定するその傲慢さと視野の矮小さが許せないんだよ。
夢を見させろ。私は絶持ちで戌亥天中殺だぞ。
理想ばかり追いかけて、やらかしてしまってもいいじゃないか。それは成功への経験値なんだから。その経験でさえもさせないつもりか?
なんの権利があって私の人生に口を出してる?
そしてなぜ私はそれを黙って聞き入れて隷属をゆるした?
自分で考えずに生きるのは楽だろう。そりゃそうだ。なにも考えなくていいんだから。
私は私を大切にしよう。
気づけてよかった。
私が私の才能を信じろ。周りから言われると怯んでしまうならその環境を変えればいい。
私が純粋に私の才能を信じられる環境を作れ。
そして自分のことを信じろ。才能を信じろ。
今まできちんと母の言うことを聞いて、母の常識に合わせようとしてたけど、それはおかしい。
母の常識は狭い。そして私はなにも知らない。
私が私を構成するために誕生日を選んだんだからその生まれ持ったものを最大限生かさなきゃいけない。
私が思ったことを口に出しても反対されない、私が私を大切にできる環境に身を移そう。
私が人生の最後で後悔しないために。
追記
親だからと言う理由で娘のやることなすこと全てに口出すんじゃねーぞ!
親子かもしれないけど私じゃねぇから!
言うこと聞いてほしいんだったらペットを飼え。