推しとスピの話
押しとの出会いと別れが早すぎる。
納音は縁が深い。スピでいうと、前世でのつながりらしい。
私は転職して、推しと出会えて仕事の行くのが嫌じゃなかった。推しに会いたかったし、推しを見たかった。
推しをみると心がふわふわした。
まるで雪兎さんをみてはにゃーんとなるさくらのように…。
天中殺年のときに転職したもんだから、不安があった。前職のようにクソだったらどうしようと。でもそれは推しがいることで杞憂に変わる。
推しのことを知りたいから、今配属されているところの知識を得ようとしたし、推しに会える日はハッピーライフだった。
好きで好きでたまらない。
推しという言葉以外に当てはめる言語を知らない。
移動した先でも、関係を続けたいと思ったら、私が動かなければならない。
積極的にならなければならない。
でも、これきりで関係が終わってしまっても仕方ない、構わないと思う私と、春以降も関わりが欲しいと思う矛盾の気持ちを抱く私。
心の底では、これきりなんだろうと薄ぼんやりと理解している私。発展はないと。
何が言いたいかというと、推しは今世で、私の気持ちを救うために出逢うべくして出会った人。天中殺でぐちゃぐちゃになった心のお薬。
それきり。
だいぶ立ち直っただろうというところでの別れ。きっとそういう運命だった。
今世で推しは私を救う人だった。用事が済んだから別れが来た。
袖振り合うも多生の縁。そういうことだ。そういうことだったんだよ。
推しへ
好きです。ありがとう。
私より